2017年1月アーカイブ

私のおくるみ経験

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私は小さい頃、自分の匂いで安心していたらしくおくるみを洗う事をかなり嫌がっていたようです。当然の事ながら、おくるみを捨てるのに親は苦労したと言っていました。自分の匂いがないと不安になっていたのかは、今の私にはわかりませんが、当時の私にとって匂いがない事は死活問題であったようです。

ではなぜ匂いがあると安心していたのでしょうか。よくある説に「移行対象」というものがあります。常に母親に依存し欲求が満たされていた時期が過ぎ、少しづつ母親などと離れていく事に不安を感じてしまう1歳から3歳頃のこどもが母親などとは別に持っていると安心できる対象の事を移行対象という。この移行対象の物は人それぞれであるが、ぬいぐるみ、タオル、毛布などが当てはまります。小さい子は母親などから離れる前は内部環境だけの錯覚で(この錯覚はイリュージョンと呼ばれるものである)、次第に外部環境にも慣れる必要があります。その慣れる為に必要な事柄が移行対象であるといいます。(因みにこの現実社会にも目をむけていけるようになる事を脱錯覚と言います)

この概念を提唱したのはウインコットという方で対象関係論と呼ばれる学会の学者です。

いくら心理学の問題であっても匂いから離れられないと言う状況に困ったと言えるでしょう。

アメリカ テキサス出身のモダンバーラップ。ブラックとホワイトでデザインされたモノクロモダンデザインのオーガニックコットンのおくるみ

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